
「え、ここにあったっけ?あれ、ここにも」と見つけると変な焦りが出てしまうのが“白髪”。増える=老化、と手っ取り早く結びつけてしまいがちです。
とはいえ、白髪は老化現象の1つ。色素細胞(メラノサイト)は毛球部で毛母細胞(角化細胞)にメラニン色素を供給し、毛は黒く見えます。メラニン色素がなくなると白髪となり、色素細胞の枯渇が起きると考えられています。ただ個人差が大きく、遺伝的な素因も無関係ではありませんが、昨今の研究では、遺伝の影響は10%未満とも。白髪は段階的に発生する、ということを念頭において、大人の白髪問題にフォーカスしてみましょう。
私たちの髪は毛根にある毛母細胞から生まれ、その近くに“色素細胞”が存在します。そこでメラニンをつくり毛母細胞にデリバリーしているのですが、初期の白髪原因の1つにはそのデリバリーがうまくいかない場合があったり、加齢によって色素細胞がメラニンをつくれなかったり、また色素細胞そのものが失われたりと段階的な道のりをたどります。色素幹細胞の働きが衰えた上、さらにストレスをためることで毛細血管が萎縮し、栄養と酸素の供給に影響が出て白髪を増長しかねません。まず良質なたんぱく質を摂り、体温を上昇させ免疫力をアップすることも大切です。
今は、白髪に効果的なサプリメントも市場で出ています。普段の生活で欠落している栄養素も補えるので上手に利用するとよいでしょう。とはいえ、目立ってきた白髪対策にはヘアカラーが一番の選択肢。ほんの数本、一定の箇所だけなどは、お出かけ前のマスカラタイプの染毛剤が便利です。染毛といってもシャンプーで簡単に落ちるので、ヘアカラーとヘアカラーの間の白髪ジレンマも解決。パウダータイプは産毛にも適しています。
また色素が薄くなるとぱさつきやすく見えてしまいますので、ドライ後はかならずヘアオイルやヘアミルクを。髪の色味がぐっと深く見え、カモフラージュできます。もちろん根本的なケアとして“頭皮”から、保湿、栄養を兼ね備えた育毛剤の塗布は忘れずにしたいもの。
ただ、白髪率の多い方は染めないで、いかに美しく保つことができるか、と悩んでいらっしゃるかもしれません。白髪は黄ばみやすく、シャンプーで補色(青、バイオレット)の色素が入ったものを使うと黄ばみを取り、透明感のあるグレイヘアも楽しめますよ。

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