石川ユウキが指南!
大人のマンネリメイクのお悩み、解決テク
~多幸感とメリハリを仕込むチーク編~
大人のマンネリメイクのお悩み、解決テク
~多幸感とメリハリを仕込むチーク編~

最近メイクがなんだかマンネリ気味。しかも野暮ったくなったり、顔がなんだか間延びして見えてしまったり。年齢を重ねるにつれて出てくるそんなお悩みの解決テクを、ヘア&メイクアップアーティストの石川ユウキさんに教えていただきます。前後編と続くなか、前編の今回は、トレンドでもあるチークについて。ショート動画もぜひ参考に!
ヘア&メイクアップアーティスト
石川ユウキさん
石川ユウキさん

サロン勤務、アシスタントを経て独立。自身が考案した韓国メイクを日本人に似合うようにアレンジした「ハニルメイク」が話題を呼び、「読むだけで韓ドラヒロインに近づける 大人の韓国女優メイク」(主婦の友社)をはじめ書籍も出版。プロの技をわかりやすく毎日メイクに落とし込んでキレイをアップデート。そんなメイクでも支持を集めており、イベント等でメイクのアドバイスをすることも多い。@ishikawayuki_hairmake
<お悩み1>
肌から浮いたり、若づくりに見えたり……
チークの色と塗る位置の正解がわからない!
チークの色と塗る位置の正解がわからない!
<Answer>
チーク迷子ならパウダー一択!
ブラシでふわりと薄膜にのせよう
ブラシでふわりと薄膜にのせよう
最近、チークを効果的に使ったメイクが再び注目されています。ただ、注意しないといけないのは、チークはあくまで肌をキレイにみせるためのもの。特に大人はいかにチークを肌に溶け込ませるかが、成功の鍵となります。狙った範囲にふんわり、薄膜に。それを叶えるためにおすすめなのがパウダータイプです。色みは明るめで、鮮やかすぎないものを選ぶと、くすみがちな大人の肌に自然な明るさと血色が宿せますよ。
おすすめはこんなチーク!

ピンクとオレンジの中間がベスト! ピンクは肌色によってはフェミニンになりすぎるし、オレンジはくすんでしまうことも。パール感が強すぎないものを選ぶとより肌になじみやすい。また、ブラシは柔らかな毛質のやや大きめブラシがふんわり、薄膜にチークをのせられるのでおすすめ。

ぴったりの色を持っていないなら、ピンクとオレンジのチークを混ぜて使うのでもOK!
チークを入れるのはココ!

色づけるのは、こめかみ~頬の中央(黒目)の辺りまで。顔の内側に血色をのせると若作りな印象になりやすいので、顔の外側にふんわり、を心がけて。
HOW TO MAKE-UP
①チークをブラシにたっぷり含ませたら、手の甲で粉を払う。ぼてっと濃くではなく、ふんわり薄膜にのせるために大切なステップ。

②こめかみから頬の中央まで、ブラシでポンポンと叩きながら少しずつチークをのせていく。チークはブラシを最初に置いたところが一番濃くつくので必ず外側から!

ブラシの持ち方も重要!


NG→ブラシの下の方を持つと、手首が固定されやすくチークがベタッと濃くついてしまう。

OK!→ブラシの上の方を持つことで手首を柔らかく動かすことができ、ふんわりとチークをのせられる。
\ 完成 /


頬に淡い血色を宿すことで、肌のくすみも晴れて大人に似合うヘルシーなハッピーオーラが。こめかみ部分にも色をのせることで、正面だけでなく横顔も美しく。
チークを効率的に取り入れることで、フレッシュな肌印象を取り戻せます。大人のチークは“効かせる”ではなく“溶け込ませる”。それを合言葉に、秋のメイクを楽しんで。
次回は、メイクの中でも苦手な人の多いパーツ、“眉”についてお届けします。
次回は、メイクの中でも苦手な人の多いパーツ、“眉”についてお届けします。
監修&メイク:石川ユウキ(Three PEACE)
撮影:金 栄珠
モデル:松田珠希(TENCARAT PLUME)
構成・取材・文:中川知春
動画:parakeet
撮影:金 栄珠
モデル:松田珠希(TENCARAT PLUME)
構成・取材・文:中川知春
動画:parakeet